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たてもん祭り
夏の夜を彩る豪壮な祭りは一見の価値あり!
平成28年12月1日「魚津のタテモン行事」を含む全国33の 「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録!
”たてもん祭り”は、「じゃんとこい魚津まつり」の期間中に、開催されるメイン行事の一つになっています。
「たてもん」は、高さ約16mもある大柱に、90余りの提灯を、三角形につるし下げ、その下に絵額をつけ、長さ10m、総重量約5トンもある、そり台に立てて、80人程の人々よって、威勢よく曳きまわす船型の万燈です。
この形は、三方に贄者(にえもの)を、山と積んで神前に供える形をかたどったもの、あるいは全体が、帆をあげた漁船をかたどったものといわれ、また神前に供え捧げたてまつる言葉が、なまり「たてもん」と呼ばれるようになったといわれています
”たてもん祭り”は、8月第1金曜日・土曜日の夜、諏訪町の漁夫の宮「諏訪神社」氏子の町内から、7台の「たてもん」が繰り出されます。
「たてもん」は、はっぴ姿の威勢のよい若者によって曳き廻され、何百という美しい提灯のあかりが夜空を彩り、若者のかけ声が海上に響きます。 若者の力のほとばしりによる、「たてもん」の移動は、天地も躍動する感を与え、見る人の手に汗を握らせます。
たてもん祭りは豪快で、勇壮で、華麗で、その優美さは、まさに夏の夜の風物詩であり、魚津が誇る郷土行事の一つです。
”たてもん祭り”の由来を探ると、約300年前から、大漁と海上の無事安全を祈る氏子の気持ちが、このような形となったといわれています。また、各町内が、いくつかの提灯を台上に吊して町内をかつぎまわったものが、その後、次第に提灯の数を増やし、明治の頃は25張、大正の始めは50張と数はさらに増え、今日のような形になったと伝えられています。
昭和47年10月には、7基の「たてもん」が県の有形民俗文化財に、平成9年12月には「魚津のタテモン行事」が国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
昭和30年初期ごろは、諏訪神社の目の前は砂浜があり海が続いていました。「たてもん」も当時は、その砂浜を曳いており、下部がそり台なのはそのためであると言われています。諏訪神社の南側に鴨川があり、北側にも今は幅の狭い川が流れています。その両側よりも外側の町内は、たてもんを奉納するためにその川を渡ってきたと言われています。
魚津市内のありそドームや新川文化ホールには、たてもんの縮小版が展示されています。
Information
開催日時 | 毎年8月第1金・土曜日 午後8:30より (最新情報は “じゃんとこい魚津まつり総合案内” ページ参照 ) |
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場所 | 魚津市諏訪町1-16 諏訪神社周辺 |
交通アクセス | 交通アクセス情報 魚津ICより 滑川ICより あいの風とやま鉄道魚津駅より魚津ICよりまで車で15分 あいの風とやま鉄道魚津駅よりタクシーで10分 富山地方鉄道電鉄魚津駅より徒歩20分 |
駐車場 | 魚津まつり実行委員会指定駐車場 |
文化財指定など | ・「魚津のタテモン行事」・・・ユネスコ無形文化遺産登録(全国33の「山・鉾・屋台行事」として/平成28.12.1) ・国指定重要無形民俗文化財 (平成9.12.15) ・「魚津浦のタテモン行事」…記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 (昭和56.12.24) ・「たてもん」・・・県指定有形民俗文化財(昭和47年10月) |
運営主体 | 魚津たてもん保存会 |
Web/SNS |
魚津市 諏訪神社 http://www115.sakura.ne.jp/~suwajinjya/
富山県魚津市諏訪神社 「たてもん祭り」 https://www.facebook.com/FuShanXianYuJinShitatemonJi |
関連サイト | 令和6年じゃんとこい魚津まつり総合案内 > |
その他 | 【施設・設備】トイレ(会場付近に公衆トイレ、簡易トイレあり)、撮影スポット お越しの際は、夕方より車両通行止めになるので交通案内を入手して下さい。 海上花火大会、キャンドルロード、UO!JAZZなど周辺で同時開催イベント多数あり。 |
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