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小菅沼・ヤギの杜

ヤギは山間地区住民の救世主だ


農作物の猿、熊、猪などによる被害を防ぐため、2008年に集落の住人や有志メンバーによる小菅沼・ヤギの杜を発足しました。 活動の一つとして、ヤギの舌刈除草能力を生かし、棚田の法面や耕作放棄地の舌刈を試み野生動物の侵入を防ぐ管理を実施しています。セラピー効果を発するヤギがいることにより人と人の交流が盛んになり、活気ある集落へ変化してきました。
地区外の住民や子供達に、自然環境保全の大切を学べる場を提供したり、安心安全な食体験会を催し、里山にあるスローライフ・スローフードを提供しています。「もったいない!」と口癖の高齢者の言葉を大切に、循環型里山活性化を目指しています。
豊かな自然との共存を目指して、「コキア(ほうき草)の灯りプロジェクト」や「稲作アート」などの活動や炭焼き、赤カブやブルーベリー、ハーブの栽培などが行われています。

集落に行くとかわいいヤギたちが迎えてくれます!

見晴らしが良好な自然景観とヤギの光景や、松倉城を見ようと観光客が増えたことから、集落の活気と共に、人の往来や新しい農産物の生産販売へとつながってきました。
ヤギによる除草は、機械除草による傾斜地での危険作業が回避され人に優しく、化石燃料の消費が少なく、ゴミが出ないなど、環境にも配慮されていることが好評です。

小菅沼集落は、松倉城の家老、武隈氏の屋敷のあった起伏の多い地形の広がる農村集落です。1300年代の南北朝時代から先人により開墾され、棚田水田地帯として受け継がれています。 戦国時代までは、北陸山街道の要所であり、自然災害や地域を防衛する道でもありました。伝説のある双子池、つぶら池など自然の池が点在しています。その伏流水を引きこみ、棚田でイネをつくることにより、山に水が貯えられ、土砂崩れなどの災害を防いでくれます。気候の特徴として、典型的な豪雪地帯に属しており、日較差が大きいため、水稲栽培に適した美味しいお米が収穫されます。
中山間地域の活性化と農地・水・環境保全対策事業の一環として始まったヤギの放牧は、グリーンツーリズム受け入れによる都会地住民との交流や市内小学校との交流も進んでいます。

TRIVIA
【ヤギを放牧】
農作物を害獣から守るためヤギを放牧した結果、環境保全や観光客の増加にと良い効果がでました

【郷義弘】
南北朝時代の越中の刀工「郷義弘(ごうのよしひろ)」の石碑があります。これに志しておられる刀鍛冶の稗田康雄氏が住んでらっしゃいます

Information

場所 魚津市小菅沼1122
交通アクセス 魚津ICより 15分
滑川ICより 15分
あいの風とやま鉄道魚津駅より 20分
市民バス 松倉ルート:旧松倉小学校前(徒歩20分)
坪野ルート:北山鉱泉前(徒歩20分)
駐車場 30台
運営主体 小菅沼・ヤギの杜
Web/SNS 小菅沼・ヤギの杜 http://yaginomori.com/

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