美味しいモノに目がない私が、なにげなく訪れたまち・魚津。
水族館や遊園地で遊び疲れ、お腹を空かせて歩いたまち並み。
そこで私は見つけてしまった。
港町だからこそ獲れる新鮮な海の幸。雄大な山々ときれいな水が育てた山の幸。
魚津に隠れた美味しいモノを、私は誰にも知られたくない!
そして、誰にも教えたくなーい!!

蜃気楼

江戸時代より前から蜃気楼の名所として知られ、数百年もの間たくさんの人を魅了してきた。
彼方の風景を富山湾にうつす幻想風景。

立山連峰

「神々が宿る山」として万葉集の中でも詠まれ、富士山や白山と並ぶ「日本三霊山」に数えられる。
今も昔も仰ぎ見た人の心を打つ、3000m級の雄大な山々。

魚津水族館

世界中の魚が集まる日本海側初の水族館。
富山の海を再現したトンネル水槽・富山湾大水槽、水辺の生き物とふれあえる水槽など、見どころいっぱい。

魚津水族館Webサイトはこちら

ミラージュランド

日本海側で最大級の観覧車ジャイアントホイールや、ふれあい牧場での乗馬など、さまざまなアトラクションが楽しめる。
日本一海に近いテーマパークとして大人気。

ミラージュランドWebサイトはこちら

かくれた美味しいが

魚津にはたくさんある

山と海が近く、自然の恵み豊かな魚津には、美味しい水、米、魚、野菜、果物がある。市街地を歩けば、あちらこちらに飲食店が立ち並び、絶品魚介から極上スイーツまで、いろんな味を楽しむことができる。

人口に対する飲食店数は全国トップクラスで、魚津駅から徒歩圏内に海外某有名グルメ本掲載店が多数ある、知る人ぞ知る食のまちなのだ。

食のまちということは

誰も知らない

雄大な山々から湧き出る

世界が認めた美味しい水

25kmの間に高低差2,400mを持つ世界的にも稀な急勾配な地形。北アルプスからの雪解け水が、冷たいまま、よどむことなく流れ込む。
だから、水が美味しい。

古くから清流として知られ、今も受け継がれる自然の恵みから作られる「うおづのうまい水」は、モンドセレクション最高金賞を何度も受賞している。

山の幸、川の幸、海の幸が味わえる

清涼な雪解け水で育つ魚津の美味しいお米

左「ゲンゲの竜田揚げ」、右「バイ飯(バイ貝の炊き込みご飯)」

もちろん、そんなことも

誰も知らない

海の幸・珍味が集まる

「天然の生け簀」富山湾

山からそそぐ栄養満点の雪解け水、海岸近くで急激に深くなる地形、深海1,000mに海底谷が広がる富山湾は、魚たちにとって恰好の住処になっている。

「天然の生け簀」といわれ、全国でも屈指の好漁場である富山湾では、日本海に住むほとんどの魚が水揚げされる。その多くは日本海の荒波を乗り越えて富山湾に辿り着く。
長い旅の中で適度に鍛えられ、身が引き締まり、ほどよく脂がのる。だから、魚津の魚は美味しいのだ。

珍しくて美味しい魚がたっくさん!

天然の生け簀・富山湾にはおいしい魚がたくさん住んでいる。

富山湾の新ブランド「高志の紅ガニ」として全国的にも有名な秋の味覚、富山湾の朝陽(あさひ)・紅ズワイガニ。
たっぷりコラーゲンで人気急上昇、天ぷらや唐揚げだけでなく、みそ汁やお吸い物など、どんな食べ方でも美味しい幻の深海魚・ゲンゲ。
大ぶりで身が厚く、コリコリした触感が楽しめる。お刺身や煮付け、昆布締めなどが美味しい富山湾の珍味・バイ貝。
淡泊ながら歯ごたえのある身に、甘く濃厚な肝とネギを乗せるのがツウの食べ方。少し間の抜けた顔が可愛い、身から肝まで全部が旨いウマヅラハギ。

ほかにも、富山湾の王者「ブリ」、富山を代表する海の珍味「ホタルイカ」、富山湾の宝石「白えび」など。
魚津には、海の絶品・珍味がたくさんある。

たっぷりコラーゲンで人気急上昇!幻の深海魚「ゲンゲ」

貝の旨味がこれでもかと詰まった「バイ貝」

魚津発祥!カニかご漁

カニかご漁は、1.5mほどのかごをロープにいくつも連ねて獲る漁法で、今では全国に広まっている。
富山湾のカニの住処は水深800~1,500mほど。傾斜が急なうえ複雑な海流が流れる海底の狙った所にかごを落すのは、まさに漁師の腕の見せ所だ。漁が解禁される9月からは、魚津港にたくさんの紅ズワイガニが水揚げされ、市場はカニ色に染まり、セリ声で賑わう。

2月に開催される「魚津かにの陣」では、獲れたて紅ズワイガニの即売がおこなわれ、熱々のカニ鍋、浜焼き、カニご飯などが楽しめる。
県内外から毎年3,000人以上が集まる「カニづくし」の人気イベントだ。

おいしい魚が食べられることも

誰も知らない

魚津の食の魅力を

届ける料理人たち

腕に覚えのある8人の若手料理人が結成した「新川食文化研鑽会(にいかわしょくぶんかけんさんかい)」。
京都、東京、金沢などで修行して魚津にUターンした料理人が集まり、郷土食への理解を深め、伝統を継ぎつつ新たなレシピ開発にいそしむ。
山と海が育む食材と、美味しい料理を生み出す料理人たちが、魚津で待っている。

海野 文章 氏 【店主】

京都で修行を積んだのち、魚津にUターンし開業。
富山県内では数少ない日本料理アカデミーの会員であり、「新川食文化研鑽会」の中心的メンバーでもある。

四季料理 悠

四季折々の恵みを楽しく味わえる日本料理店。

住所
:富山県魚津市釈迦堂1-15-20
TEL
0765-24-5980

浜多 雄太 氏 【代表・料理長】

東京で修行を積んだのち、魚津で開いた浜多屋魚津駅前店はGault & Millau Japan 2019に掲載。
日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 」で2016・2018年にブロンズエッグ(一次審査通過者)受賞。
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)認定の「名誉唎酒師」「酒匠」「日本酒学講師」など数々の資格を取得。県内外の飲食関係団体、酒蔵と積極的に交流をもつ。

浜多屋 魚津駅前店

魚津の新鮮な魚介類と美味しい水に、浜多の心と味を込めておもてなしします。

住所
:富山県魚津市釈迦堂1-15-8
TEL
0765-23-5775

美浪 呂哉 氏 【料理長】

金沢で修行を積んだのち、魚津にUターンし、創業100年を数える海風亭の5代目として料理長をつとめる。
日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 2017」において、シルバーエッグ(二次審査通過者)の22人に選ばれる実績をもつ。

日本料理 海風亭

創業100年を超える老舗。新鮮な富山湾の恵みが楽しめる。

住所
:富山県魚津市釈迦堂1-13-5
TEL
0765-22-7303

「もっと美味しく」に妥協しない
漁師・農家が食のまち・魚津を支えている

獲れた魚をすぐに血抜きし氷で締め、鮮度抜群なまま港に届ける漁師さん。
土・水・肥料にこだわり、みずみずしい野菜や果物、美味しいお米を育てる農家さん。

山・海の幸が集まる魚津には、魚津の食を支える人がたくさんいる。

今、注目されていることを

誰も知らない

人・食・くつろぎがそろうまち

豊かな自然が育んだ山・川・海の幸を贅沢に使い、すごい料理人たちが腕をふるって作る美味しい料理。

日本一海に近い場所でアトラクションを楽しめる遊園地。魚たちがクイズに答えたり、輪くぐりを披露したりと、世界的にも珍しい「おさかなショー」が開催される水族館。

心地良い風に吹かれ、雄大な立山連峰や富山湾を眺めながら、のんびり歩く蜃気楼ロード。

ここ魚津には、まだまだ知られていない魅力がたくさんある。

誰にも知られたくない

誰にもおしえたくなーい

JR・あいの風とやま鉄道

車でのアクセス 高速道路・高速バス

飛行機でのアクセス 富山空港発着